BESPOKEプログラム 製作事例

暫くぶりの更新となりました。

そもそも繁忙期である事や、コンポーネンツチョイスシステム(社内ではOBPと呼んでいます)の導入、新製品の準備が重なり、少々賑やかな日々を過ごしておりました。

6月より新製品の発表を順次行なって参ります、ブランニューモデルも含まれますのでご期待下さい。

さて、昨年よりBESPOKEプログラムを開始しました。

通常ラインアップのカラー変更からスペシャルモデルの製作まで幅広く承っております。

BESPOKEプログラムで製作される車体は、それぞれが完成までそれなりの時間を要しますので、現代のスタンダードから乖離した自転車の購入のスタイルではありますが、だからこそ味わえる悦びがあります。

本日は先日、BESPOKEプログラムで製作した車体をご紹介します。

ベース車体はGREED。クロモリフレームに650Bのホイール、油圧ディスクブレーキを組み合わせたモデルです。

若干多めのエアボリュームが乗り味をマイルドにするのですが、ジオメトリーは都市部での走行に特化させていますので、クイックでありながら絶妙な『間』を持つバイクに仕上がっています。

コンポーネンツチョイスで、ブルホーンを選択され、サドルのフィニッシュも変更されました。

ハンドル形状はバイクの性格に影響を与えますので、ハンドルを拝見しますとオーナー様がバイクに求める事も見えてきます。

今回はオーナー様の用途、道路状況を考慮しブルホーンハンドルをご提案しました。

駆動系スペックにはコダワリをお持ちで無かったので、必要にして十分なスペックにて組み上げています。

当初はMatte Blackをお考えでしたが、バイクの詳細を決めていく過程で、バイクのルックスに対して強いコダワリを持つお客様であるように思えた為、BESPOKEでのカラーチェンジをお勧めしました。

ホワイトをベースに、ロゴがパープル、そして仕上げにパールを吹いています。

パールはヴァイオレットパール仕上げを選択肢、光が当たった際にロゴとグラデーションになるようにしました。

性能に関わる要素ではなく、情緒に関する部分にコダワリを持たれるお客様ですので、納車まで楽しい時間を過ごさせて頂きました。

現実社会では左脳を使う機会が多いように思います。

非日常を楽しむバイクをお探しであれば、右脳をベースにしたバイク選びが良いのではないでしょうか。

カラーオーダーを受ける際、敢えてお客様とのやりとりを増やすようにしています。

オーナー様が本当に望まれる形が出てくるまで時間を要するものでして、悩んで悩んで、ようやくご自身の理想に気がつかれます。そして抽出されたお客様の願望、欲望、妄想を具現化するのが弊社の仕事です。

やりとりが長期にわたりますので、煩わしく思われる方もいらっしゃるとは思いますが、最高の一台を製作するのに多少の我慢をお願いしています。