4年目のルネッサンス

春が曲がり角まで来たかと思いきや、やっぱり居なかったりする今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

今回は先日BESPOKEプログラムで製作した車体のご紹介します。

ベースモデルは発売開始から4年程経ったFORTUNEです。

クラシカルさが重視される傾向にあるクロモリバイクですが、そこに新しい時代の波をROCKBIKES流に昇華させてリリースしました。

クロモリらしさと今っぽさを混ぜ合わせた車体なので、ストックの状態でもカジュアルとエレガンスがいい塩梅で同居しています。

そのFORTUNEをベースにAEROシリーズを製作しましたのが本日ご紹介する車体、FORTUNE AEROです。

このオーナー様は既に複数台、弊社製品を所有して下さっていますが、その中にストックフレームのFORTUNEが含まれています。

つまりFORTUNEだけでなく、FORTUNE AEROも所有されていらっしゃいます。

非常に贅沢なROCKBIKESライフをお過ごしです。

車体色は試作品のサフ仕上げのイメージに近い色で塗りました。

弊社は実用性よりもカッコ良さを重視しておりますが、AEROシリーズは高い純度でソレが反映されています。

ストックフレームよりも幾分、重量が増えますからね。

そんな些末な事よりも、カッコ良さを重視するロマンチストの為に製作します。

スポーツバイクのマーケットは機能性を価値観の太い柱としています。その価値観はスポーツバイクに限らず、一般的な、大きな流れだと思います。

腕時計はスマホがあれば不要でしょうし、自動車も大排気量で有り余るパワーを持つモノを所有するよりも、コンパクトでクリーンな車体をシェアする方が理性的である事に異論を挟む気はありません。

機能性や実用性を追求した製品が猛烈な勢いで増えていく世の中ですので、『ムダ』のレッテルを貼られ世界での存在感を失っていく物事はソレなりにあります。

しかし、そういった(ムダな)物事にこそ、ロマンティシズムが宿ります。

ムダを遊びゴコロと表現する事も出来まして、ソレこそが人生に豊かさをもたらしてくれます。

AEROシリーズは、そのものにインパクトがありますので、肩の力を抜いてお楽しみ頂けます。

性能云々の世俗的な悩みから解放された、好きなモノに触れている贅沢な時間を、ご自身のスタイルでお過ごし下さい。