ひねくれた価値観

昨日のブログでご紹介したギネス新記録への挑戦はおかげさまで成功裏に終了しました。

後はギネス ワールドレコーズ ジャパンの承認を待つのみでございますが、さてさて。

今回のチャレンジで使用した機材は以下の通りです。

・フレーム・フォーク

ROCKBIKES ROCKET 

・ホイール

SIXTH COMPONENTS ZEPHYRUS

・サドル

SIXTH COMPONENTS MAAT

その他の部品はROCKETの純正パーツを使用しております。

長距離を走行するチャレンジであった為、FORTUNEの使用が適しているのではないか、というお問い合わせを多く頂きましたが、ROCKETをチョイスしたワケは当然ございます。

この辺りの話は、さほど面白くもございませんので割愛致します。

ホイールに関しましてはバトンホイールの使用も検討しておりましたが、天候が荒れる事が予想された為、包容力のあるZEPHYRUSを採用しました。

日本を縦断するという行為自体は飛行機等、他の交通機関を使用すれば、より楽に、安く、速く移動できるのですが、『敢えて』自転車を使用する事がロマンチックであるポイントでしょう。

文明の発達は生活を便利にしてくれましたが、同時に世界を退屈にしてしまっている側面もございます。

旅に関しましても、すぐ行けるような場所ばかりになってしまっては、旅をする、という人生の醍醐味の一つが損なわれます。

ただ、何かと忙しい現代社会において、たどり着くのが困難である場所に出かける機会を設けるのも容易ではございません。

そこで、自転車が活きてくるのです。

自転車は何かと面倒な乗り物でございまして、エアコンも無い、オーディオも無い。

天候にも左右され、油断をしますと路面を拾ってバランスを崩しますので、常にある程度の緊張感が必要となります。

しかし、その少しの苦労で辿り着いた目的地は、空間そのもの以上に魅力的に映ります。

自転車に跨っていく限り、どのような場所でも『敢えて』行くという気持ち、もしくは心構えになり、結果、見慣れた街や景色でさえも輝き始めます。

これが『世界をロマンチックにする』という自転車の機能の一つでございます。

移動も、目的地も。

便利な手段で行けば、ただの移動、ただの目的地なのですが、自転車はそれらを『いちいち』特別な存在に変えてしまうのです。

少々ひねくれた価値観ではございますが、このブログを読まれている読者諸兄にはご理解頂けるのでは。