贅沢と無駄の間

多くのメーカーがラインアップにフローがあり、エントリーモデルからフラッグシップまであるのですが、今回ご紹介するFORTUNEは価格から考えると弊社のフラッグシップになります。(私自身は、定価設定は製品開発の結果の一構成要素としてしか見ておりませんので、モデルに序列は無いと思っております。)

今回の画像は大阪のK&M CYCLE 南船場店のブログから引用しております。

FORTUNEはクロモリバイクのカテゴリーに入っておりますが、クロモリバイクを極限まで拡大解釈したモデルでして、自転車を趣味として嗜まれている多くの方が思うクロモリ=クラシカルという印象を大きく覆すバイクです。

乗り味はソリッドでクイックですし、使用しているパーツ、ディテールも現代的なものばかりです。

このモデルは普遍的なカッコよさを追求した、新しい自転車の価値観を示すモデルとして開発致しました。

文化として自転車を見たとき、この乗り物は永い歴史がある割には文化的にはさほど発達しておりません。

その理由は、業界自体が新しい価値観に非常に否定的でして、メカニカルなイノベーションは好むのですが、アートやスタイルとして自転車を捉える事には無頓着であり、これが自転車の文化的な成長を阻害しております。

FORTUNEはこの現状に一石を投ずる為に存在します。

クロモリに現代のパーツやアイデアを組み合わせるのは、無駄でしょう。

このバイクには、自転車をスポーツ用品としてしか認識できない分からず屋には見えない、魔法がかかっています。

無駄を貫き、無駄を極める

効率性度外視の人生に幸運を